vol.694 餅巾着さんの聡明さ
2025-12-03
・あゆくさんからのお便り②
・放射能の半減期
・餅巾着さんからのお便り①
・ラーメンが食べたくなる漫画
・マダコ(アニエル)の認識度
・餅巾着さんの聡明さ
・ビニ本は芸術?
・サタンとエル・ランティの単純さ
本日の動画の内容
1.半減期という時間の尺度
3.11から十数年経っても、放射能の半減期はまだ遠い。
“もう大丈夫か”という問いに対し、時間のスケールが人間の感覚とは異なることが示される。
2.ラーメンと次元認識の意外な接点
餅巾着さんのお便りから『参宮橋には魔女がいる』のラーメン描写へ話が移り、その緻密な表現が「解像度を上げる=次元を一瞬でつかむ」ことの比喩として扱われる。
3.時間の影と事象の影を読む感性
“時間の影”を一瞬で理解するという発想は、ブロック宇宙を彫刻のように把握する試みであり、俳句的な短文構造がそれを擬似的に示すのだとのお便り
4.ビニ本が照らす二元性の話し
ビニ本を「汚さ」として切り捨てず“影”として扱える視点。
善悪二元論しか見ない存在とは違う、多層的な理解の入り口としてビニ本が語られる。
2025年8月4日
餅巾着さんからのお便り(今回の動画の範囲)
『古川会長 目風様 宇宙全史 スタッフの皆様
もちきんちゃくと申します。
「参宮橋に魔女がいる」拝読させていただきました。
出来の悪いタヌキと、真面目な職人たちと、ミステリアスな女の子のやりとりが何とも味わい深く感じます。
面白くて一気読みしてしまったのですが、偶然にも、私がちょうど考えていた
時間・アート・フラクタル次元についての考えが表現されているのではないかな、と思われる箇所がありましたので、感想も兼ねてご連絡させていただきました。
女の子がラーメンを食べる前と食べた後に、ラーメンから一瞬のうちに様々な情報を読み取る箇所があります。あの描写は、まさに世界に対する認識の解像度が極端に高まっている描写であり、認識の解像度=次元だとすると、彼女は高い次元にいると考えられます。
以前、旧掲示板か質疑応答で、古川会長が次元について解説をしていた箇所がありました。内容としては、低い次元は高い次元の投影である。低い次元であっても、影をつけることによって高い次元の認識が可能になる。といったような内容で、丸に影をつけることによって球体を表現できることを掲示板でご説明いただいておりました。
それを参考に、影とはなんだろうと思案を重ねたところ、二次元上にグレースケールで表現されるドットの濃淡は、対象への解像度そのものに他ならないと考えました。
そして、もっとも簡単な我々の宇宙3次元+時間の1次元の4次元のうち、時間=過去から未来への事象への解像度を上げることによって、「時間の影=事象の影」を私でも見ることができるのではないかと考えました。
アインシュタインは、宇宙空間を、空間に時間を組み入れた「ブロック宇宙」と表現しましたが、「ブロック宇宙」をまるで彫刻を見ているかのように一瞬で認識することができれば、それは時間の影=事象の影を見ていることになるのではないかと思いました。
一瞬で時間(事象)を認識するためには、認識を上げる必要があります。
ここで、漫画の話にもどりますが、女の子はチャーシューの産地から始まり、
麺の製法、ラーメン作成工程、器の認識など、一杯のラーメンに対して最高レベルの
ソムリエのように一瞬にしてそこにある「事象」を認識していました。
彼女の感覚には、一杯のラーメンに事象がつめこまれた「アート」として感じ取られたはずです。
我々も、何らかの作品(食べ物でも、彫刻でも、俳句でも漫画でも)に触れたとき、解像度が高ければ高いほど、時間の影・事象の影が見えると思います。
このように考えれば、俳句などは、事象の情景を五七五という
「超短文+リズミカル文章」の中に閉じ込めることにより疑似的に一瞬と事象(時を連想するものとして「季語」を入れる)を入れることにより、読み手に時間の影を脳内に連想させる遊びだと理解できます。また、「ビニ本」は女性の性的な事象という男性の夢を外界とのエントロピーを断絶させる「ビニール」で閉じ込めた一種のアートであるとも理解できます笑。
古本を扱うことによって、まんだらけは、その本に込められた事象を見抜く時間の影を見て価値を見抜く仕事なのだと思いました。
女の子がラーメンを食べているのを見て、お腹が減ったので醤油ラーメンを食べてきたのですが、いつもより美味しく感じられました。ありがとうございます。』
はいえっとあゆくさんのね、3.11か、東日本大震災のお話しをしてましたけども
ま2020年頃、もう今頃ですよね、25年だけど今はもう(放射能を)気にしなくていいんですかって書いてあるけど
放射能の半減期
あれはなに?プルトニウム?なんだろうね
半減期はそんなもんじゃないですよ。えっと2011年だったでしょ?あれは、だからもう14年経ってんのか
14年じゃ半減期にならないからね
えー、ま半減期はいつってこの辺出ますから
{*放射能の半減期一覧
ヨウ素131(I-131) ; 約8日
ヨウ素132(I-132) ; 約2.3時間
ヨウ素133(I-133) ; 約20時間
セシウム134(Cs-134) ; 約2年
セシウム137(Cs-137) ; 約30年
ストロンチウム89(Sr-89) ; 約50日
ストロンチウム90(Sr-90) ; 約29年
プルトニウム238(Pu-238) ; 約87.7年
プルトニウム239(Pu-239) ; 約24,100年
プルトニウム240(Pu-240) ; 約6,560年
ウラン234(U-234) ; 約24.5万年
ウラン235(U-235) ; 約7億年
ウラン238(U-238) ; 約45億年
キセノン133(Xe-133) ; 約5.2日
クリプトン85(K-85) ; 約10.7年}
要するに放射能の濃度あるいは効力が半分になるのは何年かかるよっていうのは半減期なんですよ
放射能によってその半減期っていろいろあるわけ
ウラニウムはいくらとか、プルトニウムはいくらいくらとかいろいろあるわけですよ
で、その半減期が短いやつもあれば例えば数分というのもあるんですよ
ですぐ消えちゃうやつもあればあるいはその何百年何千年ってのもあるわけですよ。何万年ってのもあるよ
だからね放射能はいろいろで怖いですよ
だからそんなあんまり短いのはないね
だから気をつけてくださいということです
8月4日
餅巾着さんから来てます
「参宮橋に魔女がいるを拝読させていただきました」と
で、ラーメンが食いたくなったんだね
あれ、私書いてても
私書いて、まあ古川君が書いてて、私も関わってたからね
書いててもやっぱラーメン食いたくなってラーメン食いましたよ
ね?特に醤油ラーメンが食いたくなったやっぱね
難しい質問が来てますね
やっぱり餅巾着さんらしくて
『3次元+時間の1次元の4次元のうち、
時間=過去から未来への「事象への解像度を上げることによって、
「時間の影=事象の影」を私でも見ることができるのではないかと考えました。
アインシュタインは、宇宙空間を、空間に時間を組み入れた「ブロック宇宙」と表現しましたが、「ブロック宇宙」をまるで彫刻を見ているかのように一瞬で認識することができれば、それは時間の影=事象の影を見ていることになるのではないかと思いました。』とありますね
『一瞬で時間(事象)を認識するためには、認識を上げる必要があります。ここで、漫画の話にもどりますが、』とありますね
であの色々チャーシューとか麺のあのラーメンの詳細が書いてありました
で、あれがその次元を上げるっつうか解像度を上げた認識ではないかと
まそうなんですよね確かに
マダコの認識度が非常に高いから
マダコっつうかあれはアニエルだけどもね
「超短文+リズミカル文章」
これは俳句ですよね
「の中に閉じ込めることにより疑似的に一瞬と事象を読み手に時間の影を脳内に
連想させる遊びだと理解できます。」
ま遊びではない
ま遊びでもあるけどね
もう本当その通りですね
餅巾着さんの聡明さが窺われますね
で、ビニ本のこと書いてありました、今書いてありますけども
ビニ本はね
あの餅巾着さんの凄さは、あのここにあるんだよね
あの何がすごいかったらビニ本に話を持っていくことがすごいよね
ビニ本がアートであるってのはわかる人ってのは少ないんですよ、やっぱし
あの、普通の人から見た汚さね
あれがね
“影”なんだよね
難しいよね
例えばサタンだったら「良い」か「悪い」かしか考えないわけですよ
で、エル・ランティもそうよ
「我は善である」とか言うわけですよ
で、サタンは「我は悪である」とか言うわけですよ
で、人間の悪を、人間の悪を私はあの嫌いだとか何か言ってるわけですよね
あ、まぁつまり要するに本当に二元性のきっちり分離したとこしか見ないわけですよ
それだとね、なんつうの?深みがないっていうか
ま、誰がやったかわかんないけどもこの宇宙を作った人は
ま、二元性の宇宙を作ろうかなと
で、真我からポイッと出して二元性に分けたわけじゃないですか
陰と陽ね
で、それっていうのは面白くもおかしくもないわけですよ
要するにパソコンで言ったらあの0と1の、そのC言語?
C言語か何か知らないけど、パソコンの言語でこうバーっとやって演算してくだけの話でしょ?
それが複雑怪奇になってても決してその面白味っていうか深みってのは出てこないんですよ
それをその今この餅巾着さんがおっしゃってるんですね
ビニ本って出してこられてんですよ
これすごいね
この詳細ちょっと次回おしゃべりしましょう
次回はビニ本の回、ビニ本の回ですね
あとがき
放射能の半減期からラーメンの描写、ビニ本の影に至るまで、この回には“尺度のずれ”が静かに流れている。
人はしばしば、自分の感じる時間、自分の信じる価値観、自分の見たい善悪だけで世界を測ろうとする。
しかし、世界はそれよりはるかに深く、複雑に動き続けている
放射能の半減期は長く。
俳句の一瞬は、読む者の内部で時間を拡張し。
そしてビニ本の“影”は、単純な二元性を越えて、見たくないものの中にも世界の構造が宿ることを示している。
“物事をどう見るか”ではなく、「どの尺度で見るか」
その違いが、理解の深さそのものを変えていく。
この回は、そんな尺度の揺れが静かに縫い込まれた、思考の層をめくるような時間だった。
vol.695 古川の肉体の構成要素